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しつこい電話営業の始まり
私は41歳の男性で自営業です。不動産投資を始めたのは30代半ば位からになります。
さて、不動産投資の失敗といっても、不動産業者との取引の話で、ある業者に対して、私の電話番号を公開して、『良い物件があったら、教えて下さい』と待っていた時の話です。
不動産会社というのは、飢えた狼のような性質があって、見込みの顧客がいるかと思えば、電話連絡で強くアピールしてくるところがあります。仕事中でも電話がかかってくるようになりましたので、『いい加減に電話をして来ないで下さい』と伝えました。
しかし、それを伝えた後も、こちらの仕事の時間や余暇の時間などお構いなしに、電話連絡でアピールしてきます。
私は、『そんなに一度にお金を動かすわけにはいきませんから』という理由と、『良い物件かもしれませんが、見たこともない物件ですので判断できません』という理由で一旦お断りしました。
一度お断りしたはずが・・・
しかし、『これ以上、この電話には連絡をして来ないで下さい』と、セールスお断りの意味の内容を伝えていたにもかかわらず、しばらくしてから、またその業者は何度も電話をしてくるようになりました。これには正直参りました。
その後、その業者に『その物件を購入するのに、いくら位の金額を用意すればいいのですか?』という質問をしたのですが、勘が働いたようで、不動産業者は、私が不動産投資物件を全額自己資金で購入できると思ったらしく、他の会社名でも私に電話営業をしてくるようになりました。
私は不動産投資をする場合、ローンが多いとリスクが高いと思っており、なるべく自己資金を多くして不動産投資をするのですが、この不動産業者からあまりにも何度も営業の電話がかかってきましたので、『すぐには購入しない予定ですが、ローンはそちらの会社でセットしていただけるのですか?』いう質問をしたところ、不動産業者は資金調達の方法についても、いろいろな説明を詳しくしてきました。
その後、ローンの話が立ち消えになった後は、『とりあえず節税の話で面談までしましょう』というアピールをしてきましたが、私は忙しいので、『一旦あきらめて下さい。』『電話をする場合には私の方からしますから、今後一切電話をかけて来ないで下さい。』と強めの返しをしたところ、その後はようやく電話が来なくなりました。
不動産業者の実態
このように不動産業者の中には、いまだに電話営業をしつこくしているところが多いように感じます。
また投資用物件を扱っている不動産業者は、基本的に物件の仲介することを業としていますが、仲介以外にも物件の管理等を行っているところも多いです。しかし不動産業者は、ほとんど手持ちの資金がないところが多いように感じます。
もし、お客がお金を持っていると思ったら、お客のお金で不動産の管理や、建築施工費まで頼もうとしてくるのです。
また、私は不動産業者に自分の預貯金額を絶対に言わないようにしているのですが、私の質問の仕方から、私の資産規模を探られていたように感じています。
また私は、ある不動産業者から『何棟お持ちですか?』という質問をされましたので、控えめに言ったはずなのですが、その後見知らぬ人から土地購入の話を持ちかけられたりしたこともあり、もしかしてその業者と通じていているのではないかと怪しんだ事もありました。
つまり、不動産業者というのは、資産規模の具体的な数字を知らなくても、だいたいの会話の内容から、見込み客が物件を購入できるか否かの憶測ができるように感じています。
まとめ
不動産業者は、全部とはいいませんが、電話で断った後でも、何度もしつこく電話営業してくるところが多いです。
購入するかどうかはこちらが決める事ですので、『どういったお電話ですか?』『もう電話をして来ないで下さい』と声を荒らげて、一掃することもあります。
また、私が出ないだけで、私の携帯には見知らぬ番号からの着信が時々あります。私も勘が働きますので、そういった時には、着信を確認するだけで、折り返しの発信をしないようにしています。そんなことで、向こうの術中にハマりたくないのです。
つまり、不動産業者というのは、迷惑な業者がとても多いということです。また、不動産業者は、結構な力量で見抜き、目力で選ぶくらいでなければ、素人には対応できる世界ではありません。
このため、不動産業者からの電話を断る場合にはハッキリと早めに断った方がいいかと思います。また、不動産業者から変に不動産投資に興味があると思われないよう、なるべくこちらから質問をしないことをお勧めします。